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ホーム > ブログ > YouTube > ①60年保証は良くも悪くもある②アフターメンテナンスは無料ではない③最強の断熱材は何か?
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 | 2021.07.20

①60年保証は良くも悪くもある②アフターメンテナンスは無料ではない③最強の断熱材は何か?

今回は質問コーナーです。
まず最初の動画です。

▼60年保証は損をする
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/60nen_hosho_son/

60年保証と聞くと、
一般的な消費者の方は
ものすごく良いシステムだと
思われると思います。

これをやっているのは
大手ハウスメーカーさんです。

定期的にメンテナンス部門の方が
来てくれて、良い所や悪い所を
確認してくれるわけです。

無料で点検保証はしてくれるけど、
あくまでもメーカーさんが言った
通りの補修を有料でやってくれれば
60年間保証しますよという話です。

家は必ず劣化しますから、
劣化したところまで含めて
無償でやってくれることは
言っていません。

一番のポイントは、
有償で補修をしてもらうのですが、
いくらかかるのかということです。

おそらくビックリするような
価格になるはずです。

おそらくですが、
建売住宅が1戸買えるぐらいの
値段はかかるかもしれません。

専門のアフターメンテナンス部門が
いるという事は、それを主に商売を
やっている人たちがいるわけだから、
それを維持するためには
お金がかかるわけです。

そのお金はどこから出てくるのか
と言うと、消費者の方が払っている
というわけです。

アフター部門の方が働くわけだから、
商売としての道理は正しいですよね。

このシステムは、
私は悪いというわけではないと
思います。

無料で点検に行くということは
お金がかかるのは事実ですからね。

ただ問題なのは、
ハウスメーカーさんの規定に
基づいたことをやらないと
いけないということころです。

場合によってはそれが
かなりの利益につながっているかな
という気はします。

さてコメントを
くださった方が建てた
ハウスメーカーは
3回のメーカー点検が
あるそうです。

10年点検の時に
指定された補修箇所を直せば
20年まで保証が伸びるシステム。

営業さんは保証を伸ばすよりも
その都度、直した方が安いし、
住んでいる人が異常を感じたら
すぐに連絡してもらった方が
良いと言っていたそうです。

他のメーカーよりも
アフターサービスが悪いなと
思っていたけど、
実は良心的なのかな?という
コメントをいただきました。

実はうちの会社も全く同じです。

うちの会社も
最初の1年目は半年点検というか、
エアコン1台で空調するシステムの
使い方をお教えしたり、
アウターシェードやハニカムの
使い方などをお教えします。

引き渡しの時に説明しても
すぐにはわからないですからね。

あとは空調の温度設定だとか、
普段の湿度がどれぐらいで
推移しているのかを聞きます。

私の情報収集もありつつ、
お客さんにもアドバイスを
してまわる感じですね。

1年、2年保証を経て、
10年点検も当然やります。

うちも10年点検をやったあとに
指定された補修箇所を直せば
保証を10年伸ばせるシステムを
取っています。

これを6回繰り返すと
60年になるということです。

この時に指摘された
補修箇所を直すというのを
ジャッジするのは誰かと言うと、
保証会社になります。

瑕疵担保責任法人という
国が定める保険会社みたいな
ところが保証をしているので、
そこがジャッジをします。

あくまでも私の主観ですが、
今つくっている家でそんなに
点検やメンテナンスをしなければ
いけない家はないと思っています。

ただそれが機械化された家であれば、
メンテも必要だし取替も必要になります。

そうするとメンテ費用もかかるし、
交換コストもかかります。

なので私の考え方としては、
なるべくメンテが少ない方が
良いと思っています。

そんな点検をしなければ
いけない家っておかしいと思います。

あんまり言うとやる気がないと
言われて困るのですが、
住宅屋さんに頼る家は
おかしいと思っています。

メーカーさんが特殊な工法で、
その会社じゃないといじくれない家は
お金がかかりますと言われたら、
それだけ出さないとやってくれません。

もっと言うと、
そのメーカーさんの製造が終われば
終わってしまいます。

私の個人的な考えですが、
家は誰でもメンテナンスできるのが
一番良いと思います。

極端な話、
ペンキ屋さんを読んで
ペンキ屋さんが塗れば
終わるみたいな感じです。

保証というのはとても
良いものですし、メンテは
良いと思いますが、
そこばかりを強調するのは
そこばかり気にするのは
どうなのかと思います。

ちょっと皮肉っぽいですが、
得てしてアフターサービス
ばかりを強調する家に限って、
基本的なつくり方がおざなりに
なっているところも見えます。

消費者の方も、
何が本質なのかよくお考え
いただければと思います。

では次です。

▼①ルーフィングを2枚重ねると耐久性が上がる?②無断熱でも家中が暖かくなる?③冷暖房機はエアコンが一番良い理由
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/roofing_mudannetsu_aircon/

○○暖の理屈は
おかしいですよねと。

実験は行動力があれば
誰にでもできるのであって、
素人が実験して売っちゃ
いけないですよねと。

この工法は、
断熱材がなくても暖かい
みたいな工法です。
空気だけで暖かいみたいなね。

そんなことはまずあり得ません。

空気は確かに最高の断熱材です。
断熱材はいかに空気の粒を
いっぱい入れるかという
ところですからね。

それぐらい空気は重要です。

もし壁の中に空気を
留まらせることができれば、
最高の断熱材になると思います。

ただなかなかそういう家は
厳しいです。

家の壁を全て真空でつくるのは
なかなか厳しいし、
地震で揺れたりすると
漏れますからね。

今回は以上です。