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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①透湿防水シートを貼らない方が良いのでは?②最近見かける外断熱+塗り壁はどうか③南面の窓はの使い方には注意が必要④屋根裏エアコンを使って家中をまんべんなく涼しくする方法
動画コンテンツ
 | 2021.12.05

①透湿防水シートを貼らない方が良いのでは?②最近見かける外断熱+塗り壁はどうか③南面の窓はの使い方には注意が必要④屋根裏エアコンを使って家中をまんべんなく涼しくする方法

今回は質問コーナーです。
まず最初の動画です。

▼間違った透湿防水シートの貼り方
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/machigai_toushitsu_bousui/

この動画に
コメントをいただきました。

透湿防水シートは液体を通さず
気体を通したい素材なので、
濡れないところはむしろ
貼らない方が湿気がよく通って
良いように思いますと。

内部結露も早く乾いて
良い面もあるのでは
ないでしょうか?と。

単純にそう考えればそうですが、
実はそんなに簡単なものでは
ありません。

そもそも透湿防水シートを
貼る場所は防水をしなければ
いけない場所です。

壁は透湿防水層と
防湿気密層があります。

片面は湿気を出しやすくして、
もう片面は出しにくくすると
湿気が出やすくなる性質が
あります。

なおかつ外の防水も
担いながら空気がスムーズに
流れるような面もあります。

なので単純に貼らなければ
良いというわけではありません。

それから透湿防水シートを
きちっと貼らないと、
通気層を流れている風が
スムーズに流れずに
建物の中に入ったりします。

通気層は夏であれば
暖かい空気が流れていて、
その温度は外気温よりも
熱くなっているほどです。

その空気がスムーズに
流れていかなくて、
断熱材の方に流れてしまうと
夏型結露を起こします。

もちろん、
エアコンも効きません。

透湿防水シートは
防水とか湿気を逃がす
効果の他にもいろんな
要素があるわけです。

透湿防水シートは
しっかり貼ることを
守らないといけないと
思います。

では次です。

▼4種あるサイディングの中でどれが良いか?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/siding_dorega_yoika/

Sto外壁を検討していますが、
通気層を取る通気工法と
通気層がなくて外断熱工法が
あるようですと。

Sto外壁を選ぶ上で注意点や
メリット・デメリットがあれば
教えてください、というご質問です。

断熱性能を上げるとしたら、
外断熱工法の方が間違いなく
良いです。

外断熱で塗り壁をするなら、
壁の中に湿気が入らないように
ベーパーバリアをやるのは
1つのポイントだと思います。

単純に外断熱として
性能が上がるということ
だけでは怖い場合もあります。

この辺りはSto外壁を
勧められいてる住宅会社さんに
どういう構成でやってるのかを
お聞きした方がいいです。

ちなみにうちでも外断熱で
その上に塗り壁をする工法は
やっています。

その場合は、
内側に防湿気密層をやりながら
外の断熱層と壁の中の断熱材の
間で湿気を出すようなことは
考えてやっています。

では次です。

▼①温暖化を考えると日射取得はしない方が良い?②南を向いていない家の問題点
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/ondanka_nissya_mondai/

冬場の日射取得と
夏場の日射遮蔽では、
冬場の日射取得が
大事なんですねと。

そのような状況で
日射遮蔽が不足すれば、
外からすだれなどの
遮蔽物を追加すれば良いと
考えるのが妥当でしょうか?と。

これはおっしゃる通りです。

南側の窓は、
可変できるように
しておくのがポイントです。

あくまでも家が
南に向いている場合とします。

西・北・東の窓は
日射取得ができる窓ではないので
遮熱窓を使って性能を上げておく
形がベストです。

ただ南側の窓は
得にもなるけど損にもなります。

得というのは日射取得、
損というのは日射遮蔽ですね。

この両方に対応するために、
外に遮蔽物を付けるとか
内側にハニカムブラインドを
付けるなどして季節によって
コントロールしていくのが
正しい方法です。

そうすると
エネルギーコストも安くなって
外皮も良くなるので、
考え方としては妥当です。

なんでもかんでも
トリプルガラスを使うのは
いいことでもないというのが
わかっていただけると思います。

さてもう一つ。
同じ動画のコメントです。

動画とは関係ないですが、
床下断熱の30坪平屋で
小屋裏エアコンを使わない場合、
ドアを閉めた居室に冷暖房を
循環させる方法はありますか?と。

これは残念ながらありません。

強いて言うなら、
ドアがないところの壁に
ファンを付けて壁で送っていく
という機械もありますが、
そのファンではうまく回りません。

どこまでの効果というのは
難しいですが、断熱性能を
どんどん上げていけば
冷気が効きやすくはなります。

ただ断熱性能を上げずに
ファンだけでやるのは
限界があります。

私も設計で気をつけているのが
空気が通りやすいような
間取りを作ることです。

ドアを付ける場所と
付けない場所とか、
引き戸で開けやすいとか
開けっ放しにしても
邪魔にならないような
間取りを作ることです。

当社でも1階に
夫婦の寝室があって、
2階にお子さんの部屋が
あるパターンが多いです。

この場合、
屋根裏エアコンの冷気は
2階には簡単に落ちそうですよね。

それを1階のリビングに
落としながら、さらに寝室にも
落とすとなるとなかなか難しい。

1階がものすごく横長の家で
2階は小さいとなると
水平移動するのは難しいです。

その時は
壁付のファンを使ったり、
サーキュレーターで回して
もらう方法を取ります。

床下エアコンの
暖気を考えるのは簡単ですが、
屋根裏の冷房は難しいです。

松尾先生でも
屋根裏エアコンは難しいと
おっしゃいます。

この辺は
喋りだすとキリがないので、
この辺にします。