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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①おすすめのサイディングは何か?②性能とデザインはどちらが重要?
動画コンテンツ
 | 2021.07.05

①おすすめのサイディングは何か?②性能とデザインはどちらが重要?

今回も質問コーナーです。
まずは最初の動画です。

▼4種あるサイディングの中でどれが良いか?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/siding_dorega_yoika/

サイディングには
金属・窯業系・木・プラスチックの
4種類があります。

それぞれに特徴がありますので
ご覧いただければと思います。

この4種類のサイディングは、
私も全て使ったことがあります。

中でも窯業系サイディングは
お金がかかるものだと感じています。
メンテナンスにお金がかかるからです。

ただ窯業系サイディングが
悪いわけではありません。

それを前提条件として考えれば、
使う分には悪くありません。

そこでこんなコメントを
いただきました。

いくらサイディングが
100年もったとしても、
中の躯体がダメになって
交換・修理・補修等により
剥がさなきゃならないようでは
本末転倒ですよねと。

であれば厚みのあるサイディングで
30年で張り替える方が
コストパフォーマンスが良いと
思いますがどうなのでしょう?
というコメントでした。

この前提条件には
少し違和感があります。

一般的なサイディングは
15〜16mmですが、
厚みのあるものは24mmに
なるものもあります。

ただすごく高いので、
これを30年ごとに
張り替える方がむしろ
コストパフォーマンスは
高いように感じます。

また建物の中の躯体が
ダメになったら剥がさなくちゃ
いけないということですが、
窯業系サイディングを
使ったからといって中の躯体が
もつわけではありません。

木のサイディングを張ろうが
窯業系のサイディングを張ろうが
躯体の耐久性を高めないと
何を張ってもダメです。

そのためには何と言っても
換気が重要です。
単純に言えば乾燥させると
いうことですね。

建物の骨組みや躯体、
基礎などを乾燥状態に
保つというのが家の耐久性を
高めることになります。

その上で外に張る
サイディングが木かプラスチックか
窯業系なのかというのは
その人の好みもあります。

決して木のサイディングが
良いというわけではありません。

ただ木のサイディングで
ちゃんと施工されて通気が
取られていれば、窯業系の
サイディングよりも確実に
メンテナンスコストは
かかりません。

熊本地震が起こったあとに
事故検証でわかったことは、
建物自体の乾燥状態が
保たれてないような建物の
劣化が見られました。

筋交いが付いていて、
ちゃんとしていたとしても、
建物が劣化しているので
筋交いなどが支えられるような
骨になっていなかったという
ことがわかりました。

家づくりは、
正しいことをしていかないと
いけないという理屈に
なっていきます。

では次の動画です。
松尾先生との対談ですね。

▼いつまでも美しい家のデザインとは?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/matsuo-3-vol16/

こんなコメントをいただきました。

デザインは性能と同じぐらい
大事だなと思っていますと。

確かに性能や作りが
しっかりしていて耐久性が
向上すると住宅の物理的な寿命は
伸びると思いますと。

しかし外観が
時代に合わない・ウケない、
古臭い感じがする建物は
30〜60年経った時に現在の
施主が耐えられても、
その子孫が古いデザインの
せいで家を建て替える要因に
なるのではないかと
考えていますと。

日本人の新しいものが良い
という価値観を根底から
変えることは難しいですが、
流行に乗ったデザインにして
後々に古臭くなるような
パターンは住宅寿命を縮める
要因になる可能性があるという
観点から避けたいと考えていますと。

私もこれは本当にそう思います。

メルマガでも書きましたが、
私はこれまで2回、
家をつくっています。

最初に作った家は和風の家で
もう20何年か経っていて、
今は親が住んでいますが、
ものすごく良い家です。

自分で言うのもですが、
趣もあって本当に良いです…が、
残念ながら性能は悪いです。

すごく寒いし暑い。
ランニングコストが
かかっています。

今、住んでいる家は
当社が初期の頃に建てた家です。

普通のサイディングの家に
住んでいます。

やはりこれも問題があって、
メンテナンスコストがかかります。

性能は良かったのですが、
メンテナンスコストがかかるので
良い勉強になりました。

今、子どもは3人いますが、
一番下の子が大学生になるか
卒業する頃には女房と2人で
住めるような小さな平屋を
建てたいと思っています。

こういう家が良いかなと
自分なりのイメージはあります。

その中でも
デザインは重要ですね。

ただデザインだけでは
当然ダメです。

耐震性や断熱・気密性を
加味した中でのデザインでないと
いけません。

デザインが良ければ
いいわけではないし、
性能が良ければいいわけでも
ないという難しいテーマです。

一言で言うとバランスでしょうか。

性能というのは、
建てる場所に応じた性能が
あれば良いと思います。

例えば群馬県の温暖なところで
北海道並みの性能は
必要ないと考えます。

それよりも、
ランニングコストが
どのくらいかかるかの方が
問題だと思います。

あとは日射取得・日射遮蔽を
やっていかないと、いくら
断熱性能が良かったとしても
住み心地の悪い家になります。

この辺りは本当にバランスです。

それと同じぐらい
重要なのがデザインです。

デザインと言っても、
かっこいい・悪いではなくて、
窓から見た風景や外から見た
デザインなど空間的な楽しさの
ことを言います。

もちろん匂いや照明の明るさ、
壁の色も関係します。

ビニールクロスを貼った壁と、
珪藻土を塗った壁では
落ち着き感が違います。

冬なら冷たさの感覚が
全く違います。

これらは私の感覚かも
しれませんが、この感覚は
重要だと思います。

それで気持ちが
安らぐというのもあるし、
家はそこまで含めたもの
だという気がします。

では次です。
同じ動画にコメントを
いただきました。

家の外観も最終的には
街の景観として資産価値の
1つとして役立てて
ほしいですねと。

味わい深いと言えば
そうなのかもしれませんが、
今は生活デザインを度外視した
雑然とした町並みに見
えてしまいますと。

これは本当にその通りですね。

今の太田市は本当に
そういう風に見えます。

日本で一番建てている
建売メーカーさんや、
埼玉県の熊谷にある
建売メーカーさんが
地元で建て終わって、
今度は群馬県の方に
川を渡って移ってきています。

そこでたくさん家を建てて、
すぐ売るという感じです。

そこに建てられた家並みが、
10年・15年・20年経って
一気に古くなった時に、
そこの風景はどうなるのか
想像ができますよね。

日本もそろそろ経済成長が
だんだん終わってきて、
熟成期間になってきたので
いろんな問題があるとは
思いますが、考えていくべき
ことかなと思います。