facebook
instagram
youtube
ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①すりガラスの長所と短所②危ないニッチ棚③ブラックのガルバリウム鋼板外壁に適さない家とは
動画コンテンツ
 | 2022.04.20

①すりガラスの長所と短所②危ないニッチ棚③ブラックのガルバリウム鋼板外壁に適さない家とは

今回は質問コーナーです。
まずは最初の動画です。

▼日射取得率を高める方法【窓編】
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/nissya_syutoku_mado/

防犯用にすりガラスにすると
採光は取れると思いますが、
日射取得は減りますか?と。

南窓以外に使おうと思っていますが、
何か性能面でデメリットはありますか?
というご質問です。

YKKさんの資料を見ると、
日射取得率は下がると
書いてあります。

当然、そうですよね。
透明ではないですからね。

南面以外に
すりガラスを使われるそうですが、
すりガラスであったとしても
そこから日射取得を取ろうとは
一般的には考えないので、
性能面ではそれほど
デメリットはないでしょう。

コメントをくださった方の家が
例えば両サイドにマンションが
建っていて、後ろにも
マンションが建っていて、
マンションからプライバシーを
保つためにすりガラスを使うなら
良いのですが、もしそうでは
ないのなら、すごく閉鎖的な
空間になってしまいます。

やっぱり窓というのは
外が見えことで空間が広く
見えるというところもあります。

外が見えない空間は
なかなか窮屈な感じもするので、
その辺は考えられた方が
いいのかなと感じます。

防犯という部分で見ると、
泥棒が入りにくくなる効果は
確かにあるでしょう。

仮に窓が低い位置にあって、
壊せば入れるような大きさの
窓だったとします。

そうすると仮に
すりガラスだったとしても、
雰囲気で中に人がいるか
どうかわかってしまいます。

なので防犯面で考えると、
泥棒が入るのをやめようという
ぐらいの高さの位置に窓を付けて、
割ったとしても入れない
大きさにするのが良いです。

パッシブ設計の原則から
考えても、西・北・東の窓は
泥棒が入りにくい高さになります。

完璧はありませんが、
窓の付け方を工夫することによって、
熱損失を減らしながら防犯対策も
することができます。

すりガラスが悪いわけではないので、
参考にしていただければと思います。
では次です。

▼①視聴者様からお手紙が届きました②高気密高断熱ブームの陰で起こる怖いこと
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/letter_boom_kowai/

袋入りグラスウールは採用可能だが、
袋なしグラスウールは採用不可と
言われた場合、コスパも良く
施工方法も難しくない物は
あるのでしょうか?という
ご質問です。

袋なしグラスウールは
性能を追求する物なので、
厚みがすごくあります。

編み込み方がすごく綿密で、
空気が余計に含まれやすい
ようになっているので、
値段も高いです。

逆に袋入りのグラスウールは、
押すと凹みます。

例えば105mmの壁に105mmの
袋入りグラスウールを入れると
ビッタリ入りますが、
実際は密度が少ないので
押すと凹みます。

それがいいところもあります。

例えば
壁付けテレビを付けるときに、
65mmの角材を中に入れて
おくことがあります。

105mmの中に105mmの断熱材で
65mmは計算的に合わない
ですよね?

ただ柔らかいグラスウールだと、
うまく避けることができます。

避けると下地が入れやすくなるし、
お客さんの好きな位置にテレビを
付けることもできます。

袋なしグラスウールは
本当にパンパンなので、
壁付けテレビで金物を
付けようとすると、
押しても押しても入りません。

下地材を入れるのは
かなり無理があります。

そういうところで、
大工さんは意外に困る、
というのが起こります。

それから
ニッチ棚ってありますよね。

断熱材が入っていない壁に
ニッチを作るのは、
耐震的に問題がなければOKです。

ただ断熱層に
ニッチを作るとなると
どう見ても無理が出ます。

105mmしかない壁に
ニッチの奥行きを80mm取ると
残りは25mmしかありませんからね。
ベニヤを貼って終わりみたいな。

なのでニッチは
付ける場所を考えないと
場合によっては断熱材が全く
入っていないなんてことが
起こってしまいます。

ニッチは基本的には
間取りが決まって構造計算が
決まった後にここだったら
付けられるという風に
決まるものであって、
先に決めるものではありません。

この辺りは気を付けてください。
では次です。

▼太陽光に最適な屋根・最悪な屋根
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/taiyoukou_saitekina_yane/

ガルバリウムは
暑くなりやすいとのことでしたが、
屋根と外壁に使う場合に断熱材入りを
選んだ方がいいのでしょうか?と。

もしくは断熱材が
入っていなくても普通に断熱材等の
施工がしっかりしていれば
問題ないのでしょうか?と。

もし断熱材入りを使うとしたら
デメリットも教えてください、
というコメントです。

基本的にガルバリウムには
ガルバリウム鋼板と
ガルバリウムサイディングが
あります。

ガルバリウムサイディングは
ガルバリウム鋼板を薄く加工して
裏側に断熱材を貼って作った物です。

ガルバリウムサイディングは
そもそも薄いんですね。

薄い分、小波にしやすいから
オシャレな感じにできますが、
例えば野球のボールをぶつけると
凹んだりします。

耐久性的には難アリですね。

ガルバリウム鋼板は
素の鉄板を加工しているので、
厚みがガルバリウムサイディングに
比べて1.5倍ぐらいあります。

厚くて硬い分、
ガルバリウム鋼板の方が
耐久性は高いです。

ここはまず分けて考えてください。

一般的に
ガルバリウム鋼板には
断熱材は付いていません。

屋根をガルバリウムにする時に、
裏打ちと言って裏側に別貼りで
スポンジを貼ったり、
屋根を2重にして通気をさせたり、
セルロースファイバーを
300mmぐらい入れたりします。

屋根も外壁も、
断熱材を入れることは大事ですが
通気もセットで考えないといけません。

色も真っ黒はNGです。

劣化の心配もあるので、
屋根はシルバー1択でしょう。

外壁はブラック系でもいいですが、
例えば真四角の家で軒もないような
家は外壁に日が当たる面積が
大きいので、通気が取れていないと
かなり暑いと思います。

2階の屋根裏も空間がないから
熱が溜まりやすいでしょうね。

こういうところも含めて
考えないといけません。

家はデザインも考えないと、
単純に断熱や気密を上げれば
良いという問題ではありません。

みなさんの参考になれば幸いです。