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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①屋根の熱抵抗値はいくつが理想?②セルロースファイバーの屋根断熱は施工が難しい?③二重通気工法は有効なのか?④請負契約書は受注者有利になる?⑤日射取得が不利になる間取りとは?
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 | 2022.01.05

①屋根の熱抵抗値はいくつが理想?②セルロースファイバーの屋根断熱は施工が難しい?③二重通気工法は有効なのか?④請負契約書は受注者有利になる?⑤日射取得が不利になる間取りとは?

今回は質問コーナーです。
まずは最初のご質問です。

屋根断熱の厚みはR値7.5が
理想でしょうか?という
ご質問です。

これは理想という
わけではありません。

国土交通省が
いよいよ断熱等級4とか
ZEH基準よりもさらに
上の基準、HEAT20の
G2・G3クラスを
検討し始めたという話を
以前にしました。

例えば6地域、
東京都・関東地方で
HEAT20のG2の家を
作ろうとすると、
天井の熱抵抗値は
大体6.75ぐらいです。

当社がある
群馬県太田市はものすごく
暑いので、これよりも屋根を
強化しておいた方が良いかな
という感じです。

なので7ぐらいを
基準にしておかないと
厳しいかなという感じです。

家の性能というのは
あくまでも適材適所で、
その地域に応じた性能に
するのが良いと思います。

北海道仕様の家を
群馬県でやるのも悪くは
ありませんが、
予算をフル投入してまで
絶対に作らないといけない
わけではありません。

この辺りはいろんな
考え方があるので、
良い・悪いは言えません。

では次です。

屋根断熱を
セルロースファイバーで行う場合、
施工方法は難しいのでしょうか?
というご質問です。

これは全く難しくありません。
むしろ一番簡単だと思います。

屋根に下地を組んで、
シートを貼って、
セルロースファイバーを吹けば
断熱欠損もしません。

ただマイナス面は性能が悪いので、
厚みでカバーしないといけません。

このあたりの解説は、
他の動画を参考にしてください。

▼天井断熱の正しい施工方法
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/tenjyo_dannetsu_houhou/

▼天井断熱にセルロースファイバーを使うと結露する?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/tenjyo_dannetsu_cellulose/

では次です。

以前に工務店から
二重通気工法にすることで
夏に熱くなった構造部材を
夕方以降に冷やすなど
壁体内結露を防いで耐久力を
上げると聞きましたと。

これは良くないことですか?
というご質問です。

詳しくは言いませんが、
涼しくなることはないです。

通気を取るぐらいで
冷えることはないし、
逆の問題も出てくることが
考えられます。

また壁体内結露を防ぐ
有効な方法だとも思いません。

この辺の考え方は
メルマガで書きますので、
よろしければ登録してみて
くださいね。

▼メルマガ登録
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/magazine/

では次です。

とあるビルダーさんに
契約の雛形をお願いしたところ、
民間建設工事標準請負契約書から
受注者有利の契約書と約款が
提示されましたと。

これは業界的に普通ですか?と。

まず
民間建設工事標準請負契約書は、
発注者と受注者どちらにも
有利不利が発生しないように
するものです。

例えば当社にも
約款があって23条まで
ありますが、例えば
工事を期限までにやる
義務があるとします。

それが当社の手違いで
遅れてしまった場合は、
ペナルティとしてお客さんに
お金を払うみたいなものが
あったりします。

逆に言うとお客さんは、
図面に書いてあること以外の
ことを要求する場合は当然、
お金が発生する感じです。

当社ではありませんが、
業界で去年辺りに騒がれたのは
大工さんや職員がコロナにかかって
工事が進まず、引き渡しが遅れて
どうするという問題がありました。

コロナにかかるのは不注意なので、
ペナルティとしてお金を要求するのか、
それともこれだけ蔓延する病気だから
仕方ないでしょうという考え方などを
約款に書いたりします。

質問者の方は、
この契約書や約款が
受注者有利にされるのは
普通ですか?という話ですが、
普通ではありません。

中には約款を提示しない
会社もあるようです。

もっとすごい会社になると、

着工日・上棟日・完成日が
打ち合わせによるとしか
書いていないようです。

いずれにしても業界として
普通かどうかというのは
難しいですが、
会社によって違うという
ケースはあるようです。

では次です。

日射取得の観点から、
南側は凹凸にしない方が
良いのでしょうか?と。

確かに、
日射取得の観点から南側が
長辺になる長方形の家が
一番効率が良いです。

当社でもそのような家は多くて、
長辺は6〜6.5間、
短辺は4〜4.5間ぐらいに
なるケースが多いです。

そうすると、
日射取得をした時に
北面と南面の温度差は
生まれにくくなります。

一方で同じ面積でも
長辺と短辺が逆になると、
温度差はかなり出ます。

では凹という形の家を
作った時はどうなるか?
という話ですね。

これは
ケースバイケースです。

凹み部分の出幅の
間隔によって違いますからね。

ただ出幅が大きくなれば、
日射取得面を考えれば
当然、マイナスです。

日射は入らず、
熱がどんどん出ますからね。
夏は涼くなると思いますが。

ただ当社も
長方形の家ばかりではありません。

そのような時は、
南面から日射が入るような
図面をレイアウトします。

なので絶対に
長方形でないといけない
わけではありません。

今回は以上です。