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プロが語る家づくり
 | 2021.01.28

Vol.2 太陽光発電は得か?損か?答えは明確

松尾先生:
少し前ですが、小泉環境大臣が世界の場でコテンパンに叩かれて、その声も聞いて、もうそろそろ潮時だなと。

小暮:
参加したけど発言する機会もなかったみたいな。相手にされてないっていうことですよね。

松尾先生:
相手にされないというより、逆に責められた。いまだに石炭火力を東南アジアに輸出していることで、すごく叩かれていましたね。

小暮:
国がどうであれ、我々はなんかとしても、CO2を減らす努力をしないといけない。その一番簡単な方法っていうのが、性能の良い家を作ることと、さらにはZEHで太陽光発電を作るということですね。太陽光発電の導入には賛否両論があり一般の方には判断しづらいものもあるようです。実際、太陽光発電を設置しても、コスト面での利点は小さくて、投資を回収できないという消費者の意見もある。これについては実際どうなのでしょうか?

松尾先生:
異常に高い値段で、例えば1kwhの施工費込みの値段が35万円を超えるとかね、そういう値段で取り付けさせられたらちょっと投資回収年数がかかるみたいな話もありますけど、ここに関しては反論の余地がないところまでわかりやすく、噛み砕いた根拠っていうのを、僕のYouTubeで載せていますので、ぜひそれを観ていただければと思います。https://youtu.be/wF2MrMN31Tc

小暮:
そうですね。「つけた方が絶対に得」という結論でした。

松尾先生:
今日もいろんな質問に答えていくんですけども、Aさんに聞けばこう言う、Bさんに聞けばこう言う、じゃあどっちが本当なんですかっていう類の質問が結構多いですよね。その時に、Aさんはどういう根拠で、どういう計算に基づいてそれを言っているのか?を確認してもらったら、適当なことを言っている人は速攻でボロが出ますね。

小暮:
実際この太陽光って、うちのお客さんもほぼ全員つけています。つけてない方は、2年に1人くらいです。実行価格で言うと、22万円くらいですね。22万円で全部つけられるから、アメダスのデータなんかで計算してっちゃうと、10年間で・・・

松尾先生:
そう、10年でだいたい元がとれる。北陸地域や日本海側になったら、やっぱり1割くらい落ちると思いますけど、その辺も全部都道府県別に収支がどれくらいになるかっていうのを自分で手計算できるように開示していますから、僕のYouTubeを観てもらうのが一番かなと思うんですよね。

小暮:
今パネル自体も保証が長いじゃないですか。あと変換機は15年で当然壊れる前提ですよね。

松尾先生:
まぁ10年から15年の間にパワーコンディショナーを1回交換する。それも15万円くらいで交換できる。その価格も折り込んで、計算しています。計算したことない人ほど、思い込みで、例えば買取単価が下がったから儲からないとか、おっしゃるんですけれども、計算してみると絶対に合うんですね。

小暮:
きちんと計算すると一目瞭然ですよね。

松尾先生:
載せない方がいいって言っている方は、ものすごくぼったくっているか、計算したことないか、どっちかなんですよ。例えば東京大学の前先生みたいな、僕なんかが及ばない頭のいい先生なんかでも、やっぱり載せた方がいいとおっしゃっている。

小暮:
前先生も動画でおっしゃってましたよね、太陽光の現実って。

松尾先生:
権威にすがるわけじゃないんだけど、前先生は僕なんかよりずっと計算する人です。先程の根拠っていうのは、例えば論文ですね。建築学会の論文で発表されている。いろんな先生方が論文の内容が合っていることを認めてもらうのを査読っていうんですけど、査読論文かどうかっていうのも重要です。もしくは誰が見ても間違いがない計算根拠がちゃんとしているとか。もしくは公的な検査機関みたいなところでお墨付きを得ているとか。そういうのを根拠っていうんですよ。

小暮:
それくらいじゃないと根拠とは言えないということですね。

松尾先生:
先輩から聞いたとか、建材メーカーから聞いたとか、うちの会社では代々そうなっているからとか。これは根拠じゃないんですね。あなたはそうおっしゃいますけど、そうおっしゃる根拠はなんですか?って聞いてみるのは、実はものすごいことなんですよね。ただ、これをいってしまったが故に、住宅業界がかなり混乱するんじゃないかなと思うんですけど。

小暮:
実際にお客さん4軒に、時期を変えて伺って電気代を見せてもらうと、明らかに元がとれる計算なんですよね。私自身の家も太陽光を載せているんですよ。私の家は儲けようと思いまして10kg以上載せましたよ。まぁ20年買い取りでやっているんですけど、年間の太陽光の売電収入で40数万円ほど儲かりました。私が10数kgで、投資金額が350万くらいなので、単純計算で8年とかです。それで、20年買い取りになっちゃっているから申し訳なくなっているんですよね。ただ一方で、やっぱりCO2削減は誰もが考えないといけないことだと思います。

松尾先生:
そうです。

対談第三弾

Vol.1 Ua値やC値だけでは家の性能は語れない
Vol.2 太陽光発電は得か?損か?答えは明確
Vol.3 もしもの大災害は必ず起こると考える
Vol.4 住宅会社の営業トークは嘘だらけ
Vol.5 営業マンの嘘を見抜く方法
Vol.6 家を知らない人が家を売る怖さ
Vol.7 「断熱材で調湿」は「濡れた布団で寝る」のと同じ
Vol.8 窓と日射について抑えておくべき基本
【03/08公開】 Vol.9 営業マンより消費者の方が知識量は上
【03/13公開】 Vol.10 YouTubeの中にもたくさんの嘘がある
【03/18公開】 Vol.11 耐久性のポイントは耐震性と水害対策
【03/23公開】 Vol.12 おすすめできない製品・部材とは
【03/28公開】 Vol.13 カタログ数値に踊らされてはいけない
【04/02公開】 Vol.14 適正な断熱性能はこのように考える
【04/07公開】 Vol.15 30年先を考えたサッシの選び方
【04/12公開】 Vol.16 いつまでも美しい家のデザインとは